紛争鉱物とは、タンタル、錫、タングステン、金を紛争鉱物と定義しています。これらが採掘されるのは紛争地域です。
レアメタルをめぐる争いは、2002年に締結された和平合意でコンゴの紛争は沈静化されたように思われたのですが、ルワンダ、ウガンダ、ブルンジの国境に近い地方では沈静化せず、武装勢力が乱立し虐殺や集団暴行などの非人道的な行為が横行しています。
沈静化されず治安が悪化した原因は、スマートフォンや電化製品などの電子機器の性能が進化し、小型化したことでレアメタルの需要が高まったことで、採掘権をめくった武力闘争が激化という問題を生み出してしまいました。私たちの生活を豊かにしてくれる電子機器に使われるレアメタルが原因で、紛争が起き多くの人が犠牲になっています。また紛争地域での武装勢力の資金源になっています。